寄贈への手続きについて

図面や建築資料の整理や保管について相談のある方、事務所の縮小・閉鎖などに伴い図面・資料の処分を検討されている方は、JIA本部事務局、または金沢工業大学建築アーカイヴス研究所まで、いつでもご相談ください。

相談について

図面資料が整理されているか未整理か、相談者が建築家本人か本人以外か、作品の一部の図面か大量の図面資料群か、喫緊の課題か将来的な相談か、どのような内容でも結構です。

まずは、電話かメールにてご連絡ください。金沢工業大学建築アーカイヴス研究所の受付時間は、通常月曜から金曜の午前9時から午後5時までですが、メールでご連絡いただければ、時間外でも対応いたします。その後、相談状況に応じて、こちらから担当者が訪問し、図面資料を拝見させていただきます。

寄贈の契約について

原則として、寄贈のみ受け付けることとし、寄託ないし有料購入は行いません。寄贈先はJIA-KIT建築アーカイヴスとなり、寄贈された資料の整理・保管は金沢工業大学建築アーカイヴス研究所が責任をもって行います。寄贈にあたっては契約書を交わし、特に著作権の扱いと公開の範囲については、詳しく打ち合わせを行います。

資料の送付について

原則として、契約後に金沢工業大学建築アーカイヴス研究所宛にお送りいただくこととし、送料については相談に応じます。行き違いを防ぐため、契約以前の相談段階での資料の送付はご遠慮ください。所有者側で作成した資料の内訳リストなどがあれば、同封いただければ幸いです。

ご寄贈後について

資料を受理し次第、内容を確認し、内訳リストを作成します。その後、資料一点ごとの記録を作成し、長期保管のための整理作業を、時間を掛けて行います。公開まで数年を要することもありますので、ご了承ください。なお、整理中であっても、所有者からの請求（修理、改修のために原図が必要になった場合など）については、最優先で対応いたします。