令和6年度第1回IDESメンバーシップ講習会

令和6年度第1回IDESメンバーシップ講習会を、令和6年4月19日(金)にオンラインにて下記のとおり開催いたします。
開催案内はこちら からご覧ください。

皆様のご参加お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。


<令和6年度第1回金沢工業大学 地域防災環境科学研究所 メンバーシップ講習会>
■開催日時■
令和6年4月19日(金) 15:30~17:00

■開催場所■
Zoomを用いてオンライン開催いたします

■お申込方法■
次の内容を事務局( ides@mlist.kanazawa-it.ac.jp )までメールにてお送りください。
・件名:第1回IDESメンバーシップ講習会参加申込み
・貴社名
・所属
・参加者名
・ご連絡先メールアドレス
・全国土木施工管理技士会連合会継続学習制度(CPDS)の登録番号
・11桁の建築士会CPD番号(または建築士番号等)(建築士会CPDをご希望の方はカナ氏名もお知らせください)
・建設コンサルタンツ協会CPDをご希望の方はお知らせください

■参加費■
メンバーシッププログラム会員企業:無料
一般参加:1名様 6,000円
※一般参加の方は、お申込み受付の際に振込先のご案内をさせていただきます

■お申込期日■
令和6年4月12日(金)

■注意事項■
・オンラインセミナーにつき、メンバーシップ事務局で受講者全員のCPDSの学習履歴申請を行いますので、受講者からの履歴申請は不要です。
(申込時にCPDSの登録番号をお知らせ下さい)
・CPDS、CPDをご希望の方は、1人1台のPCまたは10インチ以上のタブレットでビデオをオンにしてご受講ください。
・セミナー中は音声、チャットで質疑応答が可能です。
・セミナー中、受講のエビデンスとしてスクリーンショットを撮らせていただきます。
(CPDS、CPDへの学習申請のエビデンス以外に使用いたしません)
・お申込み頂いた方には別途、Zoom入室URL等を配信します。

■プログラム■
15:30~17:00
講演『令和6年能登半島地震と2007年能登半島地震の地盤災害の比較』
金沢工業大学 地域防災環境科学研究所
准教授 高原 利幸 氏

・CPDS 2ユニット:承認済
・建築士会CPD 2単位:承認済
・建設コンサルタンツ協会CPD 1.5単位:承認済

【概要】
 令和6年能登半島地震では,2007年能登半島地震と比べてその被害範囲が広く,甚大な被害をもたらした.また,七尾市や津幡町だけでなく金沢市や加賀市など100km以上離れた場所でも宅地盛土では被害が生じ,内灘町や金沢市でも液状化の被害が生じたが,その震度は5弱〜5強程度であった.液状化は震度5強程度から被害が目立つようになるとされるが,実際の被害は予想よりもかなり大きいものであったといえる.液状化の被害が顕著な場所も盛土の場所であることがわかっており,宅地盛土と合わせ排水性能が十分でない盛土での被害が大きかったといえる.
 道路盛土も含め,盛土での被害の大きかった原因を地震波の特性(とくに継続時間)との関連からの説明を試みる.また,地震時の斜面災害は尾根部での岩盤崩落が多いとされ,外浦での崩壊はこの典型と言える.しかし,市ノ瀬や大谷トンネルで見られるような地すべり地形の再滑動も生じており,盛土部の崩壊と同じメカニズムであると考えられる.これらについても地質特性と合わせて,解説を試みる.