産学連携について

産学連携の方針

産学官連携による研究の卓越性を追求し「共同と共創による技術革新と産学協同の実現」を目指す

 金沢工業大学は、産学官連携によって社会課題を解決することを目指し、社会実装型の教育研究を推進しています。社会を豊かにするための“研究”、個人の素養を豊かにするための“教育”、これらが一体となった教育研究によって生まれた成果が、真の意味で人々の生活を多方面から支え、さらには社会に実装されることによって、非連続の変化とそれに連なるイノベーション創出を目指すものです。"誰かの役に立つ"という構想を具体的に描きながら、大学全体の教員・職員・学生が試行錯誤と創意工夫を日々重ね、研究活動を行っております。

 本学の産学官連携窓口である産学連携局では、研究シーズの橋渡し、企業ニーズとのマッチング、共同研究等を支援しています。また、実証実験のサポートや製品化に向けての伴走型支援も行っています。また、企業実務者のスキルアップやキャリアアップに役立てて頂くための「リカレント教育プログラム」や、学生が企業の一員として課題解決に取り組み社会に貢献する「コーオプ教育プログラム」を進めています。さらには、産業界の活性化、産業技術の向上、企業間連携に寄与することを目的として「研究所メンバーシッププログラム」を推進しております。

 本学園は、産業界と“共同と共創”の関係を強固なものとして築き、「共進する」という考えのもと、持続可能な未来社会の実現に取組み、我が国の“Society5.0社会とSDGsの推進”に貢献いたします。

金沢工業大学の研究・産学連携の特徴

 本学では、「技術移転の障壁」を克服して研究開発成果の社会実装を目指すため、基礎研究から応用、開発、実証フェーズまでの広い範囲を産学連携の活動領域として考えています。技術成熟度レベル(Technology Readiness Levels:TRL)としてみると、主にTRL6のプロトタイプモデルによる実証までを企業と共同で行います。その成果をもとにTRL7以降の企業における製品化に対しても活動支援を行っています。

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