先端電子技術応用研究所

Applied Electronics Laboratory

研究所概要

研究所沿革と理念

本研究所は1996年に、超伝導量子干渉素子(SQUID)を利用した脳磁計(MEG:Magnetoencepharograph)の実用化を目標として設立されました。SQUIDセンサの開発からシステム統合までの一貫とした研究開発を行い、産学連携を通じて製品化を実現しました。現在も広く神経イメージング装置としての開発を継続しています。

他方、SQUIDだけでなく様々な磁気センサを用いた磁気計測システムの開発と応用を進めています。センサ、システム化、電子回路、校正などの要素技術を基に新しい磁気計測分野の開拓と実用化を目指しています。

研究所の構成

先端電子技術応用研究所(金沢市・天池自然学苑内)

金沢市南東部にある「天池自然学苑」内に設置されています。非常に低ノイズな磁気環境を活かし、磁気センサの開発や、微小磁気計測に関する様々な研究を実施しています。


先端電子技術応用研究所 東京分室(虎ノ門キャンパス)

本学虎ノ門キャンパスの一角に設置されています。首都圏の大学や民間企業との共同研究の拠点となっており、また、電子回路、ソフトウェアの試作開発、信号処理アルゴリズム、磁気センサアレイの校正法、都市ノイズ下での磁気センサの挙動評価などの研究を行なっています。


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