ビジョン・理念
VISION & IDEAL
所長メッセージ
長期的な人口減少と都市部への人口集中を背景に、地方創生に取り組む研究機関として設立された当研究所は、研究フィールドとなる地方山間部の新たな街を「里山都市」と位置づけています。里山の持つ自然との共生、豊かなライフスタイルをユーザーエクスペリエンスの観点から研究し、IoT、AI、Big Data等を駆使した防災・エネルギー・教育・医療・福祉・産業振興に結びつけ、地方都市における従来型ビジネスモデルをイノベーション創出型の新規ビジネスへと変革させることが当研究所の目標です。その成果は、都市部、さらには世界各地域にも適用されることになります。地元企業、産業界、自治体との連携を通して「未来の産業を創生する」全学横断型イノベーションプロジェクトを推進します。
学長/所長 大澤 敏
ビジョン
地方都市におけるイノベーション創出及びライフスタイル変革のフィールドとなる新たな街を「里山都市」と位置づけ、その必要性を地元産業界・地域社会・自治体の方々と共有し、里山都市及び少子高齢化先進国の諸問題を研究対象とすることで、地元産業界の新たなイノベーションに向けたチャレンジを喚起する実践的な産学連携研究を推進する。
理念
4つの都市研究レイヤーで「新たな里山都市」を創造する
都市インフラデータ層
3D都市データやオープンデータ、自治体データ、センサーにより収集したリアルタイムデータから都市の状況把握する
プラットフォーム層
都市インフラ層の収集データを都市の各機能に対して付加価値の高いデータとして提供する
都市アプリケーション層
近未来里山都市のあるべき姿を想定し、必要とされる具体的なアプリケーションを開発する
都市ユーザーエクスペリエンス層
創出される様々なサービスや機能のインターフェイスを利用者の視点/感性で検証する