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研究推進

≫4つの研究プロジェクトを推進

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キーワードは「安全」と「安心

  

 

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プロジェクト1

「安全で安心なソフトマテリアルの創製と
多機能デバイス化技術」

有機高分子、無機物、無機/有機複合化材料やバイオマテリアルなどのソフトマテリアルの薄膜化、あるいはこれら材料の積層化、表面改質などを行うための低エネルギー低環境負荷型プラズマ・薄膜化・デバイス化技術を開発し、これを基盤に、人間・環境にやさしい地域創製型の新機能材料およびデバイスの開発を行います。具体的には、プラズマ・薄膜化・デバイス化といった上記要素技術を柱にして、従来の大量生産・大量消費型社会から脱皮した消費者個々のニーズや感性に適合した、安全・安心な循環型社会の実現を可能とする高品質・多機能な材料・デバイスの創製技術を確立します。


■担当研究員 
南戸秀仁(研究代表者)、矢島善次郎、作道訓之、堀邊英夫、草野英二、岸陽一、竹井義法、池永訓昭、小山眞

 


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プロジェクト2

「安全で安心な複合材料構造物のための
ライフサイクル設計技術」

 近年、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に代表される先端複合材料の長期間にわたった信頼性が必要な構造物への適用が相乗的な勢いで増しています。本研究では、これまで文部科学省の「ハイテクリサーチ」採択プロジェクトの中で開発してきた複合材料の耐久性と損傷許容性の評価手法を基盤として、内外の研究者や企業の技術者と連携して、安全で安心な複合材料構造物を実現するための革新的な耐久性・損傷許容性設計技術、すなわちライフサイクル設計技術を確立するための要素技術の研究開発とともにその体系化に取り組んでいきます。


■担当研究員 
宮野靖(研究代表者)、金原勲、中田政之、田中基嗣、斉藤博嗣
 

 

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プロジェクト3

「安全で安心な生体置換部品の最適化・
オンリーワン製造加工技術」

 人工心臓や人工骨に代表される現状の生体置換治療を患者にやさしい技術として確立するためには、医療部品を患者個々の身体に即したようにカスタムメイド化し、その医療部品を開発するシステムが必要です。本研究では、このカスタムメイド化を迅速に、かつ高精度に行うために、CAE技術による静的・動的(通常生活上に起こりうる程度の衝突・衝撃)解析を実施して、応力レベルや他臓器への影響などを考慮した形状の最適化を実現し、そのデータを基に一貫したCAD/CAM/CAEシステムを駆使することにより、超高精度な加工(成形)を行い、個々の患者にベストな生体置換品を提供します。


■担当研究員 
山部昌(研究代表者)、新保實、新谷一博、高野則之、加藤秀治、瀬川明夫、瀬戸雅宏

 

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プロジェクト4

「 安全で安心なシステムづくりのための
デバイス技術・分析評価技術」

 安全で安心なシステムづくりにおいて、システム障害を未然に防止するための最重要課題として、デバイスの信頼性解析技術の確立、既存デバイスの多様な使用条件下での信頼性評価と劣化メカニズム解明、さらにはますます微細化する次世代ナノデバイスの信頼性の研究を行います。また、ユビキタス・センサネットワークの普及を図り、安全で安心なシステム・社会づくりを加速するため、センシング機能を備えた光MEMS集積システムデバイス技術を研究開発します。さらに具体例としては、高性能でチップスケールの環境汚染ガスセンシングシステムデバイスを開発・実現し、その普及および人材育成に取り組みます。なお、当プロジェクトの活動拠点は東京・虎ノ門キャンパス内の東京分室に置きます。


■担当研究員 
上田修(研究代表者)、多田邦雄、岩岡秀人、遠藤和弘、山口敦史

 


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