コラム KAZU'S VIEW

2014年12月

過ぎ去る午年の足跡を訪ねて振り返る

STAP細胞に始まりアベノミクス選挙で閉じようとしている午年を振り返り、一人思いを書き記してみる。最も強く印象づけられた事は自然環境の変動であった。相変わらずの地震に加え、火山活動やゲリラ豪雨、スパー台風などなど、目に見えて気候環境の変化を身近に感じた年であった。朝ドラでは村岡花子(ムラオカ ハナコ)女史に見る明治女の力強さを改めて感じ、マッサンではエリー女史からスコットランド女の内助の功に大和撫子(ヤマトナデシコ)と言う懐かしい日本語を思い出させられた。また、中国ドラマから孔子の人材育成の妙に触発された。スポーツにおける日本人の活躍には目を見張るものが数知れなくあった。ソチオリンピックでの感動は記憶に新しい。年末の全日本フィギュアスケートの男女ともに繰り広げられた死闘はその総決算とも言えるものであった。そんな中で、初孫に出会い、改めて自らの老いを実感させられた。
デ・チャングムの思い出を済州島に求めたが、台風19号の影響で満喫とまではいかなかったが、強風の中での城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)登頂では、良い汗をかくことができた。
この1年間、無事に生き延びる事が実感できた喜びと、新たな羊年を迎えるに際し、いかなる年となるのかを楽しみながら平安に過ごせる年月をただ念じることで、過ぎゆく時間(トキ)を楽しみにする幸せをかみしめたい。
以上
平成26年12月

先頭へ