コラム KAZU'S VIEW

2014年09月

育爺(イクジイ)に見るこれからの日本人の人財育成

何とか、無事に63回目の誕生日を迎えることができた。今年の誕生日プレゼントに息子夫婦から明橋大二(アケハシ ダイジ)、吉崎達郎(ヨシザキ タツオ)共著の「孫が幸せに育つために」という本をもらった。その中で、イクジイやソフリエなる言葉の存在を知った。イクジイとは、安藤哲也(アンドウ テツヤ)氏のネーミングで、孫そだてだけでなく、地域の子育て支援に活躍するおじいちゃんのことらしい。一方、ソフリエとは、資格の一種で、祖父のための孫育て講座を受講し、抱っこや寝かしつけなどの実技指導を受けると、認定されるという。
何やら、高齢社会の日本の将来に高齢者の社会貢献の場として、孫育て(マゴソダテ)が用意されているようである。育児教育分野(育児書)では、親の立場からの育児と、育てられる赤ちゃんの立場からの2つの視点があるようだ。上記の「孫が幸せに育つために」は後者に該当する。孫育ても人材育成の1つであり、国家的な課題である。家庭教育が取りざたされる今日、父母、祖父母が協力して子育て、孫育てに取り組む姿は新しい家庭観をイメージさせる。
夢多き、次世代の日本人を多く誕生することを心から願い、高齢者の社会貢献に励むことを楽しむことにしたい。
以上
平成26年9月

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