コラム KAZU'S VIEW

2013年12月

今年の全日本フィギア女子の戦いは正に相互啓発の極み

ソチオリンピックを控えた全日本フィギア女子の戦いは正に死闘、フィギアのトップ6の女性達が自分の全てを出し切る戦いではなかったか。不調の極(キワ)みから這(ハ)い上がった、村上佳奈子(ムラカミ カナコ)選手、現役最後の試合で、念願の全日本で表彰台の一番高い所に登り詰めた鈴木明子(スズキ アキコ)選手、そして前半にトリプルアクセルに2回挑(イド)んで、失敗した浅田真央(アサダ マオ)選手達。彼女達の戦(イクサ)は4年に1度しか訪れない機会に向けた死闘であったと思う。
今年の干支(エト)は巳(ミまたはイ)年である。「巳」は漢書(カンジョ)によると「い(止むの意味)」で、草木の成長が極限に達した状態を表しているとされる。来年の干支は午(ウマ)年で、「つきあたる」や「さからう」の意味があり、草木の成長が極限を過ぎ、衰(オトロ)えの兆(キザ)しを見せ始めた状態を表しているとされる。
辰年、巳年に渡り、日本は女性の頑張りで、息を吹き返しつつある。日本の男子は女子の頑張りからの相互啓発をそろそろ、行動に移してよい時ではないか。
来年の午年が、日本の女子と男子にとって穏やかな年であることを心から念ずる。
以上
平成25年12月

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