鹿田 正昭
SHIKADA MASAAKI
教授
国際高等専門学校 校長
K.I.T.空間情報プロジェクトは、2005年(平成17年)に金沢工業大学の産学・地域連携プロジェクトの一つとして、「空間情報」をキーワードとした環境土木工学科、建築学科、建築デザイン学科の研究室が、学生のゼミ間交流を目的とした「空間情報勉強会」を発足したことから始まりました。
地域企業および学生を対象とし、空間情報に関する最新技術などを紹介する「空間情報セミナー」、北陸地域を中心とした建設・測量系コンサルタントとの「地上型レーザ計測マニュアルワーキンググループ」、BIM/CIM関連のソフトウェアやその機能活用、応用手法を産学官連携の枠組みで共有し合う「BIM/CIMワーキンググループ」、サウンドウォークや音風景に関するワークショップなどを展開する「音風景ワーキンググループ」、見当識障害の方々の徘徊により生じる様々な課題に対して空間情報と医学の側面からの対応策を考える「見当識障害者事故防止ワーキンググループ」、野々市市情報文化振興財団との協働による小学生向けのサイエンスセミナーである「カメリアキッズ」など、様々な事業が本プロジェクトの中で継続実施されています。
地方創生研究所の取組としては上記のうち、「地上型レーザ計測マニュアルワーキンググループ」と「BIM/CIMワーキンググループ」の活動を実施しています。