白山市白峰地区市道(L=1.2km)において3Dレーザー測量を行い、三次元点群データ作成を行った。
今回の計測は、地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成29年3月31日制定)の精度設計を目的とした国土地理院との共同研究の一環となっている。
これまでの地図情報からは取得できない電信柱や電線、屋根に設置されたテレビアンテナに至るまで3次元点群データ化したことにより、それら位置を考慮したドローンの自動飛行に利用するなどデータの活用シーが広がると考えている。(白峰地区中心部/白峰地区街並み)
また、各点データに色情報を持たせたことで、カラフルな3Dモデルとしても活用できるようになった。(測量した点群データで再現した白峰地区の街並み)
本3次元点群データは、さらなる利活用シーンの可能性を秘めており、他研究プロジェクトとの連携による広がりなどにも期待している。