名前 | 瀬川明夫 博士(工学) |
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所属 | 機械工学科 准教授 |
a-segawa@neptune.kanazawa-it.ac.jp | |
研究内容 | 金属材料による高精度加工技術の理論化 |
塑性加工は,材料を無駄なく利用できるとともに,表面状態,内部組織,機械的性質を向上できるという大きな特徴を持っています.圧延,鍛造,板成形,押出,引抜など多様な加工法がありますが,主に圧延に関する研究を行っています.圧延は目的に合わせ配置されたロールの間に材料を挿入し,連続的に加工する方法で,長尺の製品を寸法精度良く生み出すことができます.これまで,各種の金属材料(鋼,ステンレス鋼,チタン,アルミニウムなど)の特性向上,機能性複合材料(積層クラッド材)の開発を行ってきましたが,高分子材料の圧延加工にも挑戦し,内部構造を変化させるとともに,表線状態の良い製品を作ることができるようになり,金属材料以外への適用の拡大も期待されています.
塑性加工学,生産工学,数値解析
日本塑性加工学会,日本鉄鋼協会
・塑性加工学,生産工学,数値解析
・A.Segawa,T.Taguchi,“Deformation Characteristics of Oxide Scale in Hot Rolling by Scale Transfer Method Using Vacuum Hot Rolling Mill”,Material Science Technology 2007 Conference and Exhibition(MS&T’07),STELL,(2007),pp.159-170.
・瀬川明夫,川並高雄,田口 剛,“超超音波付加圧延時のハンマリングによる板表面性状変化と荷重変動”,銅と銅合金,Vol.46,No.1,(2007),pp.126-130.
・川並高雄,瀬川明夫,清水英詞,伴 和憲,“超音波付加圧延による銅板の荷重特性と表層分析”,銅と銅合金,Vol.43,No.1,(2004),pp.207-211.