ゲノム生物工学研究所

Genome Biotechnology Laboratory

研究設備

分離用超遠心機

超高速回転により重力の数十万倍もの遠心力が得られる遠心分離機で、分子量の分析やDNA・タンパク質の濃縮・分離などができます。


リアルタイムPCRシステム

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)による増幅を経時的に測定することで、増幅率に基づいて鋳型となるDNAの定量等を行ないます。このシステムで個々の遺伝子発現量を検出することができます。


レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置

分析試料とマトリックスを混ぜ,レーザー光を照射することでイオン化させ、スペクトルを観察することにより、タンパク質など生体高分子の質量を測定することができます。


マイクロアレイスキャナー

基板の上に固定したDNAの部分配列と、抽出したmRNAを逆転写酵素でcDNAに変換したものを基板上のDNAの部分配列に対してハイブリダイゼーションすることによって、細胞内の遺伝子発現情報を網羅的に検出することができます。


自動組換えタンパク質精製装置

タンパク質を液体クロマトグラフィーで分離し、各フラクションを分取することにより、目的のタンパク質を高純度に精製することができます。


X線光電子分析装置

サンプル表面にX線を照射し、生じる光電子のエネルギーを測定することで、サンプルの構成元素とその電子状態を分析することができます。


分光蛍光光度計

測定試料に光を当てることによってエネルギーを吸収させ、試料の蛍光・りん光を測定することができます。


フーリエ変換赤外分光光度計

試料に赤外光を照射し、透過または反射した光量を測定することにより、分子の構造や官能基の情報を得ることができます。


高速GPCシステム

GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)で、高分子物質の分子量分布、および平均分子量分布を測定することができます。


共焦点レーザー走査蛍光顕微鏡

レーザー光を試料の特定の狭い範囲に焦点を合わせ、像を検出して三次元イメージを作成することにより、細胞等の生体試料の観察に用いられます。


SEM+EDXインテグレーションシステム

観察対象に電子線をあて、そこから反射してきた電子を検出器に集め、コンピュータを用いて2次元の像を表示することにより、材料などの表面の形状や凹凸の様子などを観察することが出来ます。


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