所長挨拶

ゲノム情報を利用した新しい産業の創出に向けて

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教授・工学博士
大箸 信一
 21世紀に入り様々な生物についてゲノム解析が行われ、その結果を利用することにより、私達のその生物に関する知識は格段に豊富になり、これまでできなかったことがいろいろ実現する可能性があります。
 人間の病気については、遺伝子のレベルでその原因が明らかになり、今までになかった診断法、治療法や新しい薬の開発、難病の克服、薬の副作用の軽減など様々な効果が期待されます。また、微生物は、酒、アミノ酸、抗生物質の生産など私達の生活に欠かすことの出来ない存在ですが、その仕組みの理解によって、より効率的な生物を利用したものづくりにつながることが期待されます。
 私達は麹菌マイクロアレイの設計、製造、およびそれを利用した麹菌遺伝子の機能解析、麹菌タンパク質のプロテオーム解析などの研究を基盤とし、麹菌などの微生物を利用した有用物質の生産、有害物質の除去、新しい微生物利用生産システムの構築、生分解性プラスチック分解機構の解明とその制御などの微生物応用分野において様々な成果をあげています。
 平成21年度から25年度まで、「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の支援を受け、「ゲノム情報を利用したバイオものづくり研究」を推進して来ました。現在は、科学研究費補助金、文部科学省、経済産業省等からの政府系資金、企業からの委託費など外部資金を獲得し、企業との共同研究を積極的に進めています。

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