研究所情報

ビジョン・理念

地方創生研究所の設立意義と目的

― 『里山都市』から広がるイノベーション ―

地方のコミュニティは長期的な人口減少と都市部への人口集中を背景に、過疎化や社会インフラの崩壊による存続の危機にさらされています。金沢工業大学の「地方創生研究所」は、そのような現状を打破し、地方の再生に寄与する研究機関として設立されました。

石川県白山市の中山間部に拠点を置き、周辺の白山麓地域をイノベーション創出とライフスタイル変革の研究フィールドとなる「里山都市」と位置付けています。里山の自然との共生による豊かなライフスタイルをユーザーエクスペリエンスの観点から研究し、ICT、loT、Alなどを駆使することで、防災やエネルギー、教育、医療、福祉、産業の発展をもたらす技術やシステムを開発します。

「里山都市」における研究成果は、地方都市にイノベーション創出型のビジネスモデルを生み出すだけでなく、都市部や世界各地域にも適用させていきます。地元企業、産業界、自治体との連携を通じて、新たな「里山都市」を創生するプロジェクトを推進します。

ビジョン・理念

KITイノベーションハブ

KITイノベーションハブ

地方創生研究所をはじめ、白山麓における産学連携・地域連携活動の拠点となる教育研究・研修棟です。ミーティングやグループワーク・ものづくりなどに活用できるスペースや設備を揃えています。産学官をつなげる中核(ハブ)施設として、多種多様な人々による交流やコラボレーションが発生する環境を整え、研究活動の活性化を支援します。

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地方創生研究所パンフレット(PDF)