教授・工学博士
影山 和郎

 社会的環境、科学技術の発達による歴史的変革期を迎えるなか、ものづくりを支える研究分野にも大きな変革が求められています。金沢工業大学における機械、材料、センサー、デバイスの各分野における研究を担ってきた、オープンリサーチセンター「ものづくり研究所」と附置研究所「高度材料科学研究開発センター」を統合した新たな附置研究所「高信頼理工学研究センター」を開設し、各分野における研究プロジェクトのマザーラボラトリーとして、横断的かつ効率的な研究開発を推進していきます。
 また、本センターは、今後の社会変革を支える技術者を育成することも目的の一つと考え、社会人向け大学院やグローバルイノベーターを目指す学生が先進的研究を実践できる大学院として、現高信頼ものづくり専攻を発展させた新しい教育研究活動を担う基盤研究所としてのさらなる展開を目指します。