AFRICA x JAPAN x WORLD
Space for Transforming Violence into Peace
Nov. 1-15, 2010
本プロジェクトは、大きな成果を得て2010年11月15日終了しました。現在は次のステージに向けて発展させてゆく計画を進めています。ご協力頂きました全ての皆様に心より感謝を申し上げます。
報告書のPDFはこちらからダウンロードが出来ます: 日本語版: Africa2010reportJAP.pdf
(独立行政法人)国際交流基金助成
ワークショップ&シンポジウム:
2010年11月1日~15日
アフリカx日本x世界:
暴力を平和に変える空間
海外招聘者:
ジョゼ・フォルジャズ (Jose Forjaz): 在モザンビーク、建築家/モザンビーク共和国元文化大臣、エドアルド・モンドラーネ国立大学建築学科前学科長
ムビータ・ムビータ (Mubita Mubita): 在ザンビア、家作り職人/ザンビア共和国内ロジ王国認定職人
「暴力の空間」を「平和の空間」に変えるために何ができるのかを、世界・アフリカ・日本の多様な参加者同士で話し合い、実践を試みます。「暴力の空間」とは、アフリカの紛争地のような場のみを指すのではなく、現代日本社会に内在する「暴力の空間」も対象となります。同時代に生きるアフリカと日本。一緒に世界を考え、語り合い「新しい平和の空間」づくりの第一歩を踏み出します。
11月1日~15日までの15日間、アフリカからの招聘者と家職人、日本のプロジェクトメンバー(建築家、キュレーター、研究者、元国連職員、新聞記者)が共に各地(京都・石見銀山・広島・篠山・横浜)を訪問し、地元の職人が専門家と出会い、日本の伝統的な「平和の空間」について学びます。また交流を通じて、アフリカや世界の「平和の空間」創造の試みを各地の参加者にも学んでもらい、その成果を横浜での実践ワークショップにつなげ、最終的にはシンポジウムで披露します。
ワークショップ&シンポジウム:
未来のために「平和の空間」をデザインする~「暴力の空間」の脱構築化
11月13日~14日
会場: BankART1929
〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL 045-663-2812 FAX 045-663-2813
予約・問合せ: brown<at>neptune.kanazawa-it.ac.jp
11月13日(土)14時~17時 実践ワークショップ
(定員30名、参加費¥500, 要予約、通訳有り)
チームでの空間制作とプレゼンテーションを行います。身近な材料(粘土、糸、紙、棒など)を使って、「問題発生地」のモデルを制作し、空間的な解決の方策についてのシュミレーションと話し合いを行います。最後に、各チームによるプレゼンテーションで、今回の経験を皆で共有します。作品は、翌日のシンポジウムでも披露されます。
11月14日(土)14時~17時 シンポジウム
(定員100名、無料、予約不要、通訳有り)
世界・アフリカ・日本にまたがる招聘者やプロジェクトメンバー、そして 各地での出会い・発見・議論・制作が生み出す新しい形の「平和の空間」の可能性。他方での、その困難。これらについて、成果発表とパネルディスカッション、そして参加者全体との討論から明らかにします。アフリカン・ドラムにお茶もお楽しみください。
会場:
BankART1929
〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL 045-663-2812 FAX 045-663-2813
予約・問合せ:
email: brown@neptune.kanazawa-it.ac.jp
プロジェクトメンバー:
アズビー・ブラウン: 建築家/金沢工業大学未来デザイン研究所所長
竹下都:キュレーター/金沢工業大学未来デザイン研究所研究員
舩田:クラーセンさやか<東京外国語大学大学院准教授
米川正子: 宇都宮大学特任准教授/国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ゴマ(コンゴ民主共和国)元所長
西村浩一:毎日新聞編集委員
主催:金沢工業大学未来デザイン研究所
後援: 横浜市 篠山市
協力: (株)庵 (株)石見銀山生活文化研究所 (株)他郷阿部家 徳正寺 (一般社団法人)ノオト (株)東京かんかん 東京外国語大学大学院国際コミュニケーション・通訳専修コース