金沢工業大学は小松製瓦株式会社（石川県小松市）、株式会社エコシステム（石川県能美市）と共同で、廃棄瓦を有効利用した緑化コンクリートの研究開発に取り組んでいます。廃棄瓦は最終処分場逼迫の原因の一つとなっていました。一方で瓦は多孔質な物質で「吸水」「保水」「保温」といった機能を有するため、骨材として利用することで植生可能な緑化コンクリートが実現できます。都心部のヒートアイランド現象を抑える緑化事業や緑化舗装での活用が期待されるほか、豪雨時の冠水対策としても注目されています。

• 2020年2月5日
  【ニュースまとめ】同様の課題を有する国内外の地域にも応用可能。「再生可能エネルギーの地産地消」「災害に強靭な社会」「農業イノベーション」をキーワードに地方創生を目指す。白山麓キャンパスを拠点とした社会実装研究
• 2020年1月24日
  未来社会 Society5.0をリードする研究力を身につける。令和元年度から新たな教育の取り組みを開始
• 2018年10月5日
  廃棄瓦を芝生などが植生できる緑化コンクリートに有効利用。金沢工業大学が県内2社と共同で研究開発を開始。2019年度中に実用化を目指す