平成19年度文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム（特色GP)に選定された
「価値の共有による技術者倫理教育」の一環として、金沢工業大学の学生を中心に、
技術者倫理用ビデオ教材として仮想ドラマ「ソーラーブラインド」を制作しました。
このドラマは技術者倫理の講義や研究会等で討論の題材として利用することを目的
として製作したもので、技術者である主人公が新製品「ソーラーブラインド」を他社と
共同開発するなかで問題に直面するというストーリーを20分程度にまとめたものです。
脚本制作は平成21年4～9月に進められ東映京都撮影所の撮影協力により9月末に
完成しました。
このDVDの貸出を行なっております。
詳細は以下にお問い合わせ下さい。
なお、貸出期間は２週間とさせていただきます。
問い合わせ先：
・金沢工業大学 科学技術応用倫理研究所
・日本工学教育協会 https://www.jsee.or.jp/entry/
ドラマのあらすじ
主人公は、バッテリー会社「スマートシステム電器産業」
に勤務する技術者・真田智也。スマート電器では、太陽光
発電の業界に進出し屋外型ソーラーパネルの制御ユニット
を安価に小型化する技術開発に成功する。
一方、ソーラーパネル会社「クロスサイドエレクトロニクス
（CSE)」は高効率の薄膜型太陽電池の開発に成功。
その新技術を活かすため一般家庭で使用されるブラインド
にソーラーパネルを組み込み簡単で安価な屋内での太陽
光発電を実現するプロジェクトを企画、ブラインド会社と
スマート電器に共同開発を持ちかける。
真田がチームリーダーとなりスマート電器はこのソーラーブラインドの制御ユニット
を担当、試作品が完成し、東南アジアの
工場で生産ラインがつくられ、発売に向け
た量産体制が整えられていくが・・・
企画・製作：学校法人金沢工業大学
脚本：金沢工業大学 夢考房「技術者倫理教材作成プロジェクト」
製作協力：東映㈱京都撮影所
平成19年度「特色ある大学教育支援プログラム（特色GP)」「価値の共有による技術者倫理教育」