グロロロロロ・・・・。カン、カン、カン。
大学は7月から夏期休暇に入る。(3学期制をとっているので他の大学とは少し時期がずれてしまうのだ)休みになると教室などいろいろなところで工事が始る。グラウンドもどうやら何かするようで、ブルドーザーの低い排気音が響いてくる。
階上の教室の暖房設備も入れ替えているようで、スチームを通すパイプからカンカンとたたくような音がする。スチームハンマとはよくいったもので、冬場によく聞こえた音とそっくりだ。(→3/28)
シュー・・・パチパチパチ。
今年の梅雨は空梅雨なのだろうか。ここ3日くらい雨が降らない。気温も連日30℃を超えている。それで、子供たちは花火をしたいと言い出して、今年初めての花火をやった。
ところが、安い花火は色もほとんど無くてちょっとがっかり。それでも子供たちは楽しそうにまばゆい炎を見つめていた。もうすぐ1歳になる愛犬ルナ(柴犬・メス)も不思議そうに花火を見ていた。生まれて初めて目にする輝きだものね。
ブフォーーーーー。
あまりエアコンをかけてばかりでは健康に良くないが、暑い中を来客があったのでエアコンをかけた。天井づけの機種で、音が大きく、吹き出す風の風速が速すぎるので、やっぱりあまり使いたくない。窓を開けて遠くから扇風機の風をあびているほうが、ずいぶんと心地よい。
カン。ゴン。ザシュッ。
どうやら研究室がある建物の外壁も工事するのか、窓の外から足場の鉄パイプや鉄板のぶつかり合う音が聞こえてきた。骨材置き場にもなっているところなので、スコップで砂利や砂をすくう音もしている。
チン、チチーン。
育友会で風鈴に関してはなしをしてきた。手作り風鈴の制作は、それなりに楽しんでもらえたようだった。座金を発音体とした風鈴の音はちょっと小さめの音だが、小さな音に耳をすますということにも意味があると思うので、大きくなりすぎる風鈴よりもいい風鈴だと思う(自画自賛)。
キイーーン。
掃除機の音は近くで聞いているとゴーゴーとなっているような気がするが、遠く離れてみるとタービンのような仕組みがあるのか、キーンという金属的な響きが結構耳につく。ジェット機の音と同じだ。
そういえば最近はジェットエンジンの音も静穏化が進んだようで、上空を旅客機が飛んでいてもややもすると気がつかないこともある。とはいっても、離着陸時はまだ当然うるさいだろう。空港周辺の住宅は悩まされている事に変わりは無いのだろう。
(子供たちの歓声)。バシャバシャ。ビタビタビタ。
子供たちとプールに行った。松任市の市営プールなので子供100円大人200円とお手軽な料金なのがうれしい。中には流れるプールがあり、落差3mくらいのスライダーもあり、値段の割にはよい施設だと思う。
天気のよい日曜日なのでたくさんの子供であふれていた。特にスライダーは大人気で大きな声ではしゃぐ子供たちの様子は、見ているだけでほほえましい。
プールサイドはカラーレンガで吸水性がいいため、足を滑らす心配も無い。薄いベージュ色のレンガは、見映えも上品に落ち着いた感でよい。
ジキッ、・・・・ジキッ。
夜8時近くまで研究室の窓を開けたままにしておいたら、明かりにつられて虫が飛び込んできた。体長3cmくらい、全体に黒味がかった灰色の蜂のような虫だ。蛍光灯めがけてぶつかる音が気になってしょうがない。刺されたりしないかも気になる。
キイィィィィー・・・・・。
ホンダ安全運転普及本部の出している幼児用教材「あやとりぃ ひよこ編」というのを、購入した。いろいろな交通音が録音されているCDがあるので興味を持ったのだ。(実は交通の音以外の生活の音なども入っている。)紙芝居のような、交通状況を表す図票とセットになって、絵を見ながら聞いて行けば交通安全について学ぶ事が出きるようになっている。これで1000円というのは安いと思う。
肝心の音だが、音当てクイズの形式になっているためか、バックグラウンドノイズとかが全く無く対象の音だけが聞こえるようになっている。本来なら周辺状況の音があってその中で聞こえてくる音があるべきなのだが、子供(幼稚園程度)を対象としているためより単純化しているのだろう。
しかし、急ブレーキの音は分かっていてもドキッとする音だ。
チョロチョロチョロ・・・。
雨が降っている。大学の地下道を通ると、雨水排出の配管があるのか、かすかに水の流れる音が聞こえてくる。水琴窟ではないが、こういう音をうまくきれいに響かせると、環境デザインの一つになり得るだろう。もっともここの地下道は、音以前にもう少し気持ちよく通れるようにしたいものだが、本来設備の共同溝なのでいかんともしがたいのかもしれない。
「いしやーきいもーやきたてーおいもー」
夏でも焼いもやさんはいるようだ。ちょっと意外。
ドンドンドドドン・・・・・。
羽田空港のレストランに入った所、BGMがダンスミュージックだった。まわりはビジネスマンや年配の旅行者が多い。ちょっとターゲットをはずしている。何処で鳴らしているのかよくわからなかったが、客席の天井スピーカではなかった。厨房付近にミニコンポでも置いてあるのだろうか。そのせいか高音はすっかり減衰してしまい、低音だけ響く異常な空間。
ジー、ジー。
梅雨明け宣言が出たようだが、北陸はとうの昔にあけていた気がする。台風の影響も受けなかったし、空梅雨といってよいだろう。暑いさなかにセミの声をよく聞くようになった。「ジー」とより暑さを感じてしまうような声だ。セミが鳴き出したら梅雨明け、という言い伝えもあるようだ。そういう点ではまさに梅雨が明けたということになる。
プ、・・・プ、・・・。
最近のレジは値段を手で打たず、バーコードを光センサーを使ってPOSに入力してしまえば自動的に金額が割り出されるようになっているところが多い。家の近所のスーパーもそうだ。バーコードが認識されると「プ」と短い受付音がして読み取った内容が表示されるようになっているが、目でいちいち確認はどのレジ打ちの方もしていないようだ。すぐ隣のレジの音を聞き違えて入力しそこなったり、音が重なって聞こえなくなって、同じものを2重に入力してしまったりということはないのだろうか。
スーパーマーケットをドキュメントしたテレビを見る機会があったが、そういう苦情もどうやらあるらしい。ちょっと考えてあるレジの機械では、となりあったレジの音の高さを変えてあるが、音のインターフェースの問題として見過ごすわけには行かない。
チーン。ドーン。「うわあっ」
子供たちと参加した「夜の学校探検」jピロティで順番を待つ。みんな興奮してはしゃいでいてかわいい。コースを辿って行くと教室がいろいろと仕掛けのある場所になっている。
ある部屋では、線香の匂いがして仏壇にある鈴がチーンと鳴る音がする。そこには生首が・・・。別の部屋では、大太鼓が突然鳴り響き、床からお化けが現れる。
ウーーーー。
朝、4時半頃サイレンが響き渡った。一体何なのだろう。安眠を妨げる意味の無い防災施設の誤報は、その信頼性を押し下げてしまう。そして、いざというときに役に立たなくなる。
ガウゥー。
横浜の動物園ズーラシアに行った。出入り口でスピーカから動物のほえ声を流していた。で、実際中に入ってみると、そんな恐ろしげな声を出したりはしていない動物がほとんどで、ちょっとやり過ぎではないかと感じた。
ピロピロピロピー。
委員会の最中に携帯電話を鳴らしてしまった。恥ずかしい。つい最近になって持ち始めたもので扱いになれていない。マナーモードにするのを忘れていたのだ。その前に、携帯電話を携帯し忘れることが結構多い。
シュインシュインシュイン・・・。
建築学会北陸支部大会が長岡造形大学であった。まだ新しいきれいな大学で、駐車場と建物の間の芝生にスプリンクラーで水をまいていた。うっかりしていて、見事に水を浴びてしまった。
ドーン。ドーン。
遠くで花火の音がする。今日は犀川の花火大会だ。かすかに聞こえる花火の破裂音に、夏の盛りを感じた。
ザー。バサッ。
大学の主催によって、穴水で家族を対象にした釣りとクルージングのイベントがあった。クルージングは滅多に無い体験で傾いた船に子供たちはちょっとどきどきしたようだ。時折、ザーと舳先で波を切る音がする。方向転換するときに帆の方向を変える。帆布がばさっと翻る。