もと越前で創建。天正年間金沢に移る。本堂は向拝柱の面が大きく桃山時代の様式を示しています。青年層の訓育の場で日蓮宗近世数学の発祥地といわれています。


立像寺(00'44")

宗派は日蓮宗です。
寺町寺院群にあります。
毎週土曜日の午後6時に聞くことができます。
撞いている途中、後ろを振り返っていますよね。隣のお寺の鐘の音と重ならないようにしているのでしょうか。

セミの鳴き声と鐘の音が夏の寺町の夕暮れ時の風景を作り出しています。


寺町寺院群

寺町寺院群には、元和2年(1616年)に加賀藩の政策により、各地から集められた70余りの寺院があります。
第2時世界大戦で鐘を供出したり、生活様式の変化などにより、自分で鐘を撞く寺院は少なくなりましたが、その一方で、地元住民により組織された「野町公民館鐘音愛好会」の会員によって毎週土曜日の午後6時にいくつかの寺院で鐘が撞かれています。この活動が認められて環境庁の「音風景100選」にも選ばれています。
このあたりは、少し路地に入ると昔の街並みが残っており、境内の竹林では風にゆれる竹の枝葉や野鳥の声を聞くことができます。また夕方になると豆腐売りの鳴らす鈴(りん)の音や時を告げる梵鐘の音がどこからか聞こえてきます。
ほかに樹齢400年近い桜のある松月寺や犀星ゆかりの雨宝院などがあります。

寺町寺院群の中でも有名な妙立寺

寺院内部の至る所に凝らされた数々のからくりのある妙立寺。忍者寺とも呼ばれています。


参考資料
1るるぶ石川 JTB (1998)
2金沢寺院めぐり 金沢市観光課

寺院

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