1. HTMLについて

  2. MPEGファイルについて

HTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)

Hyper Text Markup Language の略で、wwwでブラウザが表示するページ、つまりホームページを記述するための基本言語のことです。言語といってもBASIC言語やC言語のように市販の製品を購入する必要がなく、Tag(タグ)と呼ばれる簡単な文字列を文章中へ入れていくだけです。記述ファイルはテキスト形式で書かれています。
使用されている日本語コードが環境などにより、JIS、シフトJIS,EUCといろいろあるため、内容を見るためには作成された日本語コードに対応したエディタが必要です。(保存するときにブラウザでTXTファイル形式で保存すれば見れますが、HTMLタグではなくなります。)


HTMLタグ
HTMLファイルは、HTMLの構造にしたがってHTMLタグを記述したプレーンテキストファイルです。
HTMLタグは、<>記号で囲まれている文字列で基本的にタグは開始タグと終了タグがあり、タグの機能を影響させたい文字列をタグで挟みます。終了タグはタグ名の先頭に「/」(スラッシュ)をつけます。
終了タグが必要な場合に終了タグを付け忘れると、これ以降の文字列すべてに影響が及ぶことになります。ただし、一部のタグには、開始タグだけで終了タグがないものもあります。

HTMLの基本構造
HTMLファイルは、基本的に3つの部分で構成されています。
HTMLファイルであることを示す<HTML>タグの範囲、タイトルや特徴などのヘッダ情報を入力する<HEAD>タグの範囲、ページの本文を入力する<BODY>タグの範囲で構成されています。
<BODY>と</BODY>で囲まれた範囲に、ページのメインになる情報(すべての文章やHTMLタグ、イメージ)が入ることになります。


HTMLの基本構造


MPEG(エムペグ)

デジタル動画を圧縮する技術の1つで、音声データの圧縮も含まれています。ISOの下部組織に当たる標準化団体の名称MPEG(Moving PictureCoding Experts Group)がそのまま名前となっています。
画像内での物体の動く方向を予測し、そのベクトルだけを保存するなどして、データを圧縮しているため、圧縮率が高く、また再生品質はVTR並みといわれています。しかし、圧縮されている動画を元に戻すのが遅いという欠点もあります。



参考資料
1磯野康孝・蔵守伸一:HTMLタグリファレンス ナツメ社
2戸田覚:オリジナルCDを作ろう!CD-Rやさしい使い方ガイド 技術評論社