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心理科学研究所

Laboratory of Psychological Sciences


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協働

名称
内容
協働した組織・部署
未来志向の研究室運営
研究室に所属する学生,院生,教員,関係者のウェルビーイングが高まり,それぞれがやりがいや達成感が得られるような研究室を目指したポジティブ心理学をベースにしたアプローチを考え,実践していくプロジェクトです。2017年11月現在,3研究室から申し込みがあり,個々の研究室でどのようなアプローチが適切であるのかを考えるため,PERMA-Profiler KIT版と研究室版を実施したところです。専門領域や研究室の人数の構成,指導教員の目指すところ等が異なるので,各研究室に応じた心理教育的なプログラムを,指導教員を中心としたその研究室の構成員と一緒に考え,実践していくものです。
協働した組織・部署:
  • 本学カウンセリングセンター
  • 本学専門領域の3研究室
野々市市民カウンセラー講座
文部科学省のCOC事業の学内選考に採用され,2014年秋より始まりました。野々市市民の方を対象に,傾聴のスキルや社会資源の知識を習得してもらい,ポジティブ心理学的な方法を使用しながら,参加者の皆さんのウェルビーイングを高めることも目的としています。臨床心理学専攻の複数の教員が体験型の学習を指導しています。野々市市さん,本学連携推進課,本学臨床心理学専攻と連携して進めています。既に2016年秋に5期生が修了し,修了生は延べ100名を超えました。地域,行政,大学がそれぞれの強み活かし連携している良い例だと思います。現在は,本学臨床心理学専攻の大学院生に「生きた」教育を提供する場のひとつともなっています。心理科学研究所はプログラムの内容の考案や,得られたデータの多面的な分析を行っています。
協働した組織・部署:
  • 野々市市福祉総務課
  • 本学連携推進課
  • 本学臨床心理学専攻
Workplace PERMA-Profiler日本語版の開発
2016年度から東京大学大学院医学研究科精神保健分野の先生方と一緒にPERMA-Profilerの職場版の開発を始めました。職場でのウェルビーイングを測定し,それを働く人のウェルビーイングを増大させていくための,端緒となる研究であると思っています。日本語版の項目文章を心理科学研究所が全面的に担当し,東大がwebでのデータ集積を終え,分析を行っているところです。心理科学研究所も紙筆版でのデータを集積しています。この研究は「ストレスチェック(悪いところの早期発見,早期対応)」を超え,働く人のウェルビーイングを増大していく次世代の職場でのアプローチ(良いところを見つけ伸ばしていく)にとって重要な位置を占めると考えています。
協働した組織・部署:
  • 東京大学医学研究科 精神保健分野
留年生特別プログラム
希望する留年生に対してポジティブ心理学をベースとした7回の連続したプログラムを実施しました。本学カウンセリングセンターの専任臨床心理士が主なファシリテーターとなり,2016年度に本学修学相談室と連携して始まりました。心理科学研究所はプログラムの効果の検証や影響を探索し,プログラムを改善する作業を行っています。
協働した組織・部署:
  • 本学カウンセリングセンター
  • 本学修学相談室
夢考房スキルアップ講習会・プロジェクトリーダー交流会
夢考房からの要請を受け,本学カウンセリングセンターの臨床心理士が各夢考房プロジェクトのリーダーに対しワークショップを2017年1月に初めて実施しました。心理科学研究所は,そのワークショップの内容を事前に検討し,効果的な運用方法を考えました。近い将来には,夢考房スタッフとさらに連携し,夢考房プロジェクトの学生のwell-beingが高まっていく軌跡を実証していきたいと考えています。
協働した組織・部署:
  • 本学カウンセリングセンター
  • 本学夢考房
研究室における学生のwell-being増大とPERMA-Profiler 研究室版の開発
学生にとって研究室での活動は大きな意味を持ちます。個々の学生が研究室での諸活動に充実感を持って取り組めば,研究の成果とともに,学生のwell-beingも高まる。研究を指導している先生も研究指導を通して学生の人間形成に寄与している。このような前提のもと,研究室の先生方の協力を得て,PERMA-Profiler研究室版の開発を進めています。現在,本学カウンセリングセンターと連携して,カウンセリングセンターの臨床心理士が,協力していただいている先生の研究室の学生さんにポジティブ心理学をベースにしたワークショップを提供しながら,心理科学研究所でデータを集積し始めた段階です。
協働した組織・部署:
  • 本学で研究指導を担当している複数の教員とその学生
  • 本学カウンセリングセンター
PERMA-Profiler KIT版による教育活動の評価
本学の教員と連携して,正課外で実施されている様々な教育活動の効果をPERMA-Profiler KIT版によって測定する試みを行っています。これまでに,ラーニングエクスプレス(アジア地域の農山漁村に学生が出向き,問題の発見・解決を行う約2週間のプログラム)参加者,イングリッシュイマージョンキャンプ(英語のみでコミュニケーションを取ることを目的に2泊3日で行われるプログラム)参加者,ニュージーランド留学生に対して,プログラム前後にPERMA-Profiler KIT版を実施しています。
協働した組織・部署:
  • 本学の複数の教員

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