本研究所の様々な機器、設備についてご紹介します。

感動デザイン工学スタジオ

本スタジオは、視・聴・触・嗅・体性感覚情報を統合的に提示して感動を生む新たなデジタルコンテンツを創造するために、 高品位映像・音響提示システムと3次元映像提示システムと五感情報提示システムから構成されている。 2次元と3次元のコンテンツに、五感の統合化技術を応用して触覚や嗅覚や体性感覚の情報を付加して、 高品質な音響を保障するTHX基準の下での音響システムを通してこれを提示し、観客の感動・エモーションを測定・評価するとともに、 このようなコンテンツ・クリエーターの養成・訓練システムの効果を検証する。

高臨場感ディスプレイシステム

半球型スクリーンにビデオ映像やCGを呈示することで視聴者に通常のスクリーンよりも強い臨場感を与える。 この装置によって、現実場面では収集困難な生理データや脳機能データを、高い臨場感の中で収集することが可能となる。

光トポグラフィ

近赤外分光法により大脳皮質の血流量の変化を計測ことができる。 他の脳活動計測装置に比べて計測時の制約が小さいため、よりリアルな状況での脳活動変化を調べることが可能となる。

リアルタイム3次元動作計測システム

感動共有を可能にするためのコミュニケーションに必要な人間の行動をリアルタイムで3次元映像として計測し、定量化することが可能である。 この行動を解析することにより、感動の共有を体験するために必要な情報を取得することができる。

視線計測解析装置

視線の動きを非接触で計測することができる。感動コンテンツを作成するために効果的な視線の動きを解析し、 五感の統合化技術に応用することが可能となる。

感動創出訓練室

感覚刺激の微妙な差異を弁別したり、刺激が感情的効果に敏感に反応したり、 といったプロのクリエーターが持つ優れた五感の感性情報処理能力を、 短期間で効率的に修得するための訓練プログラムを開発、実践を行う。

温湿度可変実験ブース

人間が感動したときに生起する行動面、生理面における様々な変化を適切に計測・評価するシステムを開発するため、 温度・湿度を精密にコントロールした状況で実験を行い、生理指標を計測、基礎データの収集を行う。

力覚通信システム

力覚提示装置を用いて衝撃や反発の触覚情報だけを被験者に体験させることが可能な、遠距離での触覚シミュレーション通信システム。 視覚情報を取り除き、触覚情報に限定したデータの収集を行なう。